漫画『可愛いだけじゃない式守さん』
『可愛いだけじゃない式守さん』は作家真木蛍子により 「マガジンポケット」に連載された漫画です。
不幸体質の主人公和泉と可愛いだけでなく格好いい彼女、式守の日常生活を描いています。
2022年にはアニメ化され、4月から7月までテレビ朝日系列で放映されました。
個人的にはアニメよりは漫画バージョンが持って好きです。
『可愛いだけじゃない式守さん』名言・名セリフ3選
甘い恋愛と理想的な高校生活を描いた『可愛いだけじゃない式守さん』には多くのストーリとセリフがあります。
その中には、私の心に触れる名言や名セリフもあります。
今回は私が好きなセリフ三つを紹介します。
1. 思い出は来年もこの先も私を勇気づけてくれる
忘れないくらい素敵な毎日が
戻れない昨日になってしまったような気がして…
でも今は淋しくても
この思い出は来年もこの先も
私を勇気づけてくれるとも思うんです。
どんな困難にぶつかっても
いつかまたこんな素敵な毎日が訪れるはずだって
信じて頑張れる気がするんです。
私が本当に大好きなセリフです。
確かに楽しい時間はいつか終わります。
私も団欒であった高校生活が卒業とともに終わりました。
悲しいですが、思い出として残ってくれました。
幸福な時期の次は辛い時期が訪ねてきます。
幸福を一度知ってしまった人にそうではない現実との乖離はかなり苦しいです。
でも式守さんのセリフのように、幸福だった思い出が残っている限、きっといつか素敵な毎日が訪ねてくると信じ、現実が辛くても勇気をもらえます。
ただ、遅すぎては良くないですので、時間をもう少し引っ張る必要はあるかもしれません。
2。感じたものを大切にするべき
感じたものを大切にするべきだと
言ってくれた人がいた
今なら・・・今なら分かる。
傷ついたって疲れたって別にいいんだ。
多少繊細な面があり、感じたものを大切にしようとしています。
おそらく、安達充さんお作品の主人公からの影響かと思いますが。
どうにしても、感じたものを大切にする人は人生の流れで寂しさや苦しさと出会いやすいと思います。
私もそういうことがたくさんあり、そういう時期には感じたものを大切にできないこともあります。
でも、やはり感じたものを大切にできる人は素敵だと思います。
そういう日々を過ごせるという事は、世界でもっと素敵なものを見つけられる潜在能力があるということではないでしょうか。
いつかきっと報われると思います。
3。これからどうするかを考えるべき
”どうしたら良かったか”じゃなくて
”これからどうするか”を考えるべきですよ
基本的なセリフかもしれませんが、ストーリがこもる漫画の中で式守さんを通じて触れたら感慨深いセリフです。
私は考えが多いだけ、後悔も多いです。
時々その後悔に飲み込まれます。
特に私は一度何かを経験してしまった以上、その時感じたものを2度と完璧には感じられないということを知ってしまいましたので、今この瞬間を完全に過ごせない後悔が深い方です。
でもいずれ後悔した時間さえ大切であったと後悔することが怖いです。
後悔で時間が流れるとしたら、一応動くべきかと思います。
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